美容師になったことにはっきりとした理由が
わからなかったんです。
単純に髪の毛をいじることが好きだった。
といままでは言ってきたんですが、ざっくりしすぎで
ほんとのところどうかなと、自分に問いかけ
いろいろ掘り下げて考えてみました。
子供時代
お世辞にも美人とはいえない見た目のわたし、
地黒だし、男の子だったらよかったのにとか
周りの大人に言われながら育ちました。
スポーツが得意で、地黒で男の子っぽい見た目の自分
元気な男の子っぽい女の子。として過ごしてきました。
そんな小学生のころの私ですが、
美容室にいくと必ず美容師さんに
「髪が綺麗だね~」
って褒められたんです。
すごく嬉しかったのを思い出します。女の子として
自分の唯一褒めてもらえるところって
髪の毛だったなとおもいます。
で、なんとなく髪の毛を意識するようになって、
どうやったら綺麗にポニーテールできるかとか
ヘアアレンジの研究をやりだしたのをおぼえています。
どうしたら少しでも可愛く見えるだろうとか(笑)
そんな小学生時代からだんだんと
自分以外の人の髪の毛もいじりたい、素敵にしたい
可愛くしたい、
そして過去の私のように自分に自信が無い人にも
髪型で印象はかわるって思ってもらいたい
そんなことが出来るようになりたい。
そう思うようになった。
もちろんいままで出会ってきた美容師さんが
お洒落でとても素敵で憧れたという理由もありますが。
この思いは今でもかわりません。
今日は私の誕生日です。
自分自身と向き合う日、産んでもらった事、
育ててもらった事、
今日は自分にお祝いをしようとおもいます。